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画像
閲覧数:627 配信日:2014-04-03 19:35
カラー・タイプ
・それぞれ特徴や格納形式が異なる
0 = グレイスケール
2 = トゥルーカラー(≒RGB)
3 = インデックスカラーモード(パレットカラー)
4 = グレイスケール+アルファ
6 = トゥルーカラー(≒RGB)+アルファ
0 = グレイスケール PNG (最大 65536 段階)
・グレイスケール 2, 4, 16, 256, 65536 段階の、5種類から選択可能
・最大 16 ビット
2 = トゥルーカラー(≒RGB)(最大 280 兆色)
・1677 万色(24 bit フルカラー)、280 兆色(48 bit トゥルーカラー)の 2 種類から選択可能
3 = インデクスカラー PNG (最大 256 色)
・GIF フォーマットと同じ手法
・パレットを使うことで、トゥルーカラー PNG よりもサイズが小さくなる
・パレット数 2, 4, 16, 256 個 の 4 種類から選択可能
・画像データとは別にパレットテーブルを持つ必要がある
・各パレットは 24 bit カラー(1677 万色)の中から任意に選択可能
透過
A.αチャンネル
・非常に強力な透過設定
・利用すると、画像中のすべてのピクセルは、RGBの情報に加えて透明度を定義するα値の情報を持つようになる(全てのピクセルが透過情報を持つ)
・α=0 … 完全に透明。後ろの背景色がそのまま表示される
・α=MAX … 完全に不透明
・α値が中間の値を取った場合、いわゆる「半透明」が表現できる
・すべてのピクセルが透明度情報を持つから、サイズ増加は免れない
・α値のとりうる範囲は、その画像の色深度と同じ
・例えば、各RGBが 0~255 の範囲を取り得るフルカラー1677万色画像の場合、α値もまた 0~255。(例:R=255、G=234、B=14、α=127)
・グレイスケール PNG とトゥルーカラー PNG で有効
B.透過色
・クロマキーによる透過指定
・透過 GIF のように1色だけを透明にしたい場合に利用
・いくつかの色だけに透明度情報を持たせる「透過色」機能
・「透過色」機能は、カラータイプにより、その機構が少しずつ違う
1. グレイスケール PNG
・グレイスケール 65536 レベルのうち、何種類でも透明定義を行える
・透明定義されたグレイレベルは完全透明(α=0)で、その他のグレイレベルは完全不透明になる
・「半透明」は表現できない
2. インデクスカラー PNG
・最大 256個のパレットにおいて、それぞれα値を設定できる
・α値は 0~255 を取りうり半透明も定義できる
・パレット0から順番に定義するが、定義されなかったパレットはすべてα=255(完全不透明)と定義される
3. トゥルーカラー PNG
・何色でも透明色に定義できる
・透明定義された色は完全透明(α=0)で、定義されなかった色は完全不透明になる
・「半透明」は表現できない
背景色
・背景色を1色選択可能
・この指定は、背景色情報を「PNG画像を開くソフトウエア」に伝えるだけで、実際に背景色をどう扱うかは、個々の ソフトウエアに全面委任されている
グレイスケール PNG
・背景色とするグレイレベルを、1つ指定
インデクスカラー PNG
・背景色とするパレットを、1つ指定
トゥルーカラー PNG
・背景色とする色を、1つ指定