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画像
閲覧数:167 配信日:2022-07-31 10:24
実際に使用してみた後の感想
2022 年 7 月 31 時点では、デザイン実務に耐えられるレベルではないと思いました。
上記作成例だけを見て「おっいいかも、自分もやってみよう」と思うかもしれませんが、デザイン系の方が試すのは、個人的にはお勧めしません。
AIと言っても
一口にAIと言っても無から画像を生み出すわけではありません。
入力されたテキストから画像を生成するわけですが、体感的には、入力されたテキストから過去の類似画像を探し出してきて、それらを合成出力しているイメージが強いです。
そのため、過去データがない(もしくは少ない)キーワードが含まれたテキストを入力しても、期待した画像を生成できません。
作成例について
約 1 時間かけ、23 回作成チャレンジした中で、個人的にうまくいったと思われる画像 9 枚だけを厳選して掲載しています。
気に入らなかった画像はかなりの数に上りますし、23 回作成したのでとても疲れました。
※掲載画像は縮小しているため気にならないかもしれませんが、原寸だと使用を躊躇うような出来の画像も多かったです。
「DALL·E 2 - OpenAI」画像生成が疲れる、と感じた理由
偶然の生成要素が強いと感じました。
何回か試すと気に入った画像生成できることがあるのですが、そこから先へ進めません。※ちょっとテキストを変えただけで、その気に入った顔画像とまったく異なる顔画像が生成されてしまいます。
一応「バリエーションボタン」も用意されているのですが、試しても劣化した画像が表示されるだけでした。
生成した画像をベースにして、さらにテキストを追加する機能があればよいのにな、と思いました。
個人的には
個人的には、「DALL·E 2 - OpenAI」より以前使用したことがある顔画像作成Webサービス(名前は忘れました。思い出したら追記します)の方がすごいと思います。
ただ、将来性は間違いなくありそうなので、日本語に対応したデータセットがもっと増加した頃にはきっと素晴らしいサービスになるだろう、と思いました。
これから使用する?
「DALL·E 3 - OpenAI」がリリースされるまで、私は多分、試さないと思います。面白いけれども、かかる労力と結果が見合っていないと感じたからです。
「現実にありそうだけれども実際には存在しない画像」を生成したい方には向いているかもしれません。