カラーマネージメント とは?
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投稿日:2016-11-14
更新日:2017-02-08
色管理
・「環境が異なっても色が保持される」ようデータ変換すること
・異なるデバイス(スキャナ、ディスプレイ、プリンターなど)でのデータ交換の際、なるべく同じ色に見える様、色変換を行う技術
・色合わせ
正確なカラーマッチングが不可能な場合は?
・結果は元の色に近似する
色管理システム(color management system)という用語
・一般には、国際的に受け入れられている色測定のCIEシステムを基準として使用するシステムのことを指す
使用場面
・スキャンされたものと同じ色を印刷
→ あるデバイス(スキャナRGBなど)にエンコードされたデータを、別のデバイス(プリンタCMYKなど)データへ変換
・作成した画像を別マシンのディスプレイで閲覧する場合や、印刷を行う場合
→ どのディスプレイで見ても、どのプリンタで印刷しても、「同じ画像が同じ色になること」は欠かせない
ICC プロファイル
・ICC プロファイルを使用して、様々な環境で同じように見えるようにする
・ICC (International Color Consortium) のフォーマットに準拠した ICC カラープロファイル を用いて行われる
色化け
・デバイス (機器) によって色が異なって見える、こと
「Adobe RGB の画像」を 「sRGB ディスプレイ」で表示
・「RGB 値」が 「sRGB の値」と解釈されて彩度が落ちてしまう
「sRGB の画像」を 「Adobe RGB の広色域ディスプレイ」で表示
・「RGB 値」が 「Adobe RGB」 の広い色空間に割り当てられるので,けばけばしい色で見える
calibration
・測定器が正しく測定値を測定できるかどうかを規格や基準に整合するように、高精度でかつ管理された測定器で検査すること
・計測装置の示す値が正しいかどうかを、基準となる標準器や標準試料を使って比較し、その差異を修正すること
・ディスプレイやプリンター、スキャナーなどの色を入出力する機器で色を正確にかつ安定して再現させるために調整すること
・特にカラーキャリブレーション(色合わせ)と呼ばれる場合もある
・「環境が異なっても色が保持される」ようデータ変換すること
・異なるデバイス(スキャナ、ディスプレイ、プリンターなど)でのデータ交換の際、なるべく同じ色に見える様、色変換を行う技術
・色合わせ
正確なカラーマッチングが不可能な場合は?
・結果は元の色に近似する
色管理システム(color management system)という用語
・一般には、国際的に受け入れられている色測定のCIEシステムを基準として使用するシステムのことを指す
使用場面
・スキャンされたものと同じ色を印刷
→ あるデバイス(スキャナRGBなど)にエンコードされたデータを、別のデバイス(プリンタCMYKなど)データへ変換
・作成した画像を別マシンのディスプレイで閲覧する場合や、印刷を行う場合
→ どのディスプレイで見ても、どのプリンタで印刷しても、「同じ画像が同じ色になること」は欠かせない
どうやって行うの?
ICC プロファイル
・ICC プロファイルを使用して、様々な環境で同じように見えるようにする
・ICC (International Color Consortium) のフォーマットに準拠した ICC カラープロファイル を用いて行われる
色化け
・デバイス (機器) によって色が異なって見える、こと
カラーマネージメントを行わないとどうなるの?
「Adobe RGB の画像」を 「sRGB ディスプレイ」で表示
・「RGB 値」が 「sRGB の値」と解釈されて彩度が落ちてしまう
「sRGB の画像」を 「Adobe RGB の広色域ディスプレイ」で表示
・「RGB 値」が 「Adobe RGB」 の広い色空間に割り当てられるので,けばけばしい色で見える
キャリブレーション
calibration
・測定器が正しく測定値を測定できるかどうかを規格や基準に整合するように、高精度でかつ管理された測定器で検査すること
・計測装置の示す値が正しいかどうかを、基準となる標準器や標準試料を使って比較し、その差異を修正すること
・ディスプレイやプリンター、スキャナーなどの色を入出力する機器で色を正確にかつ安定して再現させるために調整すること
・特にカラーキャリブレーション(色合わせ)と呼ばれる場合もある
大原則
OS レベルのカラーマネージメント
Mac OS X
「ColorSync」色変換エンジンが含まれている
・画像カラープロファイルを読み込んで、色をデバイスに合わせて処理してくれる
Windows
XP 以前
・ICM (Image Color Management)
・ライノタイプからライセンスした色変換エンジンをベースに、ICCプロファイルという国際標準の色特性ファイルを元に、異なる色再現域の間で色空間(カラースペース)の変換を行なうAPIセット
・ICMに対応した画像ファイルビューアであれば、ICCプロファイルが割り当てられた画像データを、ディスプレイ上で正しく(あるいは近似するように)表現できる
Vista 以降
・WCS (Windows Color System)
カラーマネージメントとプロファイル変換
Adobe RGB 画像 → sRGB ディスプレイ
「Adobe RGB プロファイルを持つ画像」を「sRGB のディスプレイ」へ表示するとき
・「画像 RGB 値」を、デバイスに依存しない絶対色空間である「XYZ」または「L*a*b*」座標へ変換
・上記を 「sRGB の RGB 値」へ変換
・表示
変換先色空間の色域に収まらない色があれば?
・色域内の近似色で置き換えられる
接続色空間
XYZ または L*a*b* 色空間
・2つのプロファイルを繋ぐため
※XYZ と L*a*b* は相互に容易に変換できるので,都合の良い方が使われる
・カラーマネージメントとプロファイル変換