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投稿日:2016-03-17
更新日:2016-07-16
色空間
┗表色系
表色系
┣顕色系
┗混色系
顕色系
┣マンセル表色系(Munsell Color System) / アルバート・マンセル … 1943年
┣PCCS(Practical Color Co-ordinate System) / 日本色研配色体系 … 1964年
┣NCS(Natural Color System) / カラーアトラス … 1979年
┗CCIC(The Chamber of Commerce & Industry Color Coordination Chart) / 日本色彩学会 … 2000年
混色系
┣RYB(Red Yellow Blue) / フランシスAguilonius(Franciscus Aguilonius) … 1613年
┣RGBカラーモデルの理論 / Young–Helmholtz theory of trichromatic color vision … 1860年頃
┣CMYK(Cyan Magenta Yellow Key Plate) / イーグル印刷インキ会社 … 1906年
┣オストワルト表色系(Ostwald, W. Color System) / ヴィルヘルム・オストヴァルト … 1917年
┣RGB表色系(Red Green Blue Color System) / CIE … 1931年
┣XYZ表色系 / CIE … 1931年
┣Hunter 1948 L, a, b 色空間(Hunter, Richard Sewall) / Photoelectric Color-Difference Meter … 1948年
┣DIN(Deutsche Industrie Normen) / ドイツ工業規格 … 1955年
┣CIE 1976 (L*, a*, b*) 色空間 / CIE … 1976
┣HSV(Hue Saturation Value) / アルヴィ・レイ・スミス(Alvy Ray Smith) … 1978年
┗HSL(Hue Saturation Lightness) / Jobloveとグリーンバーグ(Joblove and Greenberg) … 1978年
※定義主体別分類
CIE(Commision Internationale de l'Eclairage)
・国際照明委員会
┗表色系
表色系
┣顕色系
┗混色系
顕色系
┣マンセル表色系(Munsell Color System) / アルバート・マンセル … 1943年
┣PCCS(Practical Color Co-ordinate System) / 日本色研配色体系 … 1964年
┣NCS(Natural Color System) / カラーアトラス … 1979年
┗CCIC(The Chamber of Commerce & Industry Color Coordination Chart) / 日本色彩学会 … 2000年
混色系
┣RYB(Red Yellow Blue) / フランシスAguilonius(Franciscus Aguilonius) … 1613年
┣RGBカラーモデルの理論 / Young–Helmholtz theory of trichromatic color vision … 1860年頃
┣CMYK(Cyan Magenta Yellow Key Plate) / イーグル印刷インキ会社 … 1906年
┣オストワルト表色系(Ostwald, W. Color System) / ヴィルヘルム・オストヴァルト … 1917年
┣RGB表色系(Red Green Blue Color System) / CIE … 1931年
┣XYZ表色系 / CIE … 1931年
┣Hunter 1948 L, a, b 色空間(Hunter, Richard Sewall) / Photoelectric Color-Difference Meter … 1948年
┣DIN(Deutsche Industrie Normen) / ドイツ工業規格 … 1955年
┣CIE 1976 (L*, a*, b*) 色空間 / CIE … 1976
┣HSV(Hue Saturation Value) / アルヴィ・レイ・スミス(Alvy Ray Smith) … 1978年
┗HSL(Hue Saturation Lightness) / Jobloveとグリーンバーグ(Joblove and Greenberg) … 1978年
※定義主体別分類
CIE(Commision Internationale de l'Eclairage)
・国際照明委員会
色空間 / 表色系 / 顕色系 / 混色系
色空間とは?
「それぞれの表色系における色要素」で示される空間のこと
・「色を表現する3要素」を座標軸とした3次元座標を考えたもの
・その空間上の位置によって実際の色が決定される
※カラーモデルやカラースペースなどとも呼ばれる
表色系とは?
色の表示について、誰もが共通認識できるルールや体系
・色の相対的な位置関係を定義づけ、色彩を定量的な体系として表し区別する方法
・色を定量的に表す体系
・色を表現する方式
・通常は3つの方向性を具える空間で表現され、色空間を構成する
・大別すると顕色系と混色系に分かれる
顕色系とは?
color appearance system
・様々に着色した色票を、色知覚の心理的な三属性(色相・明度・彩度)に基づいて視覚的等間隔になるように体系的に配列し、色記号や番号などで定量的に表す方法
・色を色の3つの特徴に従って配列して、その間隔を調整し整合性を高め、尺度と共に差し出す
・カラーオーダーシステム
・マンセル表色系
・PCCS
・NCS
・CCIC
コンピュータ上の処理よりも洋服や部屋の内装を考えるなど、物理的な物体のカラーコーディネートに適している
→ Web系開発やデザインでは考慮する必要がない
混色系とは?
混色とは?
・色を重ね合わせて別の色を作ること
混色系(color mixing system)とは?
・物理的な光に近い色の表現形式
・光の混合理論に基づいて、その混合割合によって色を区別する方法
・測色器をもちいた測色による刺激値によって色を判別する
・数値として伝達する場合(数学的な扱い)に適している
・コンピュータ上の処理に適している
・オスワルト表色系
・RGB表色系
・XYZ表色系
・DIN
・CMY
・HSV
・HSL
加法混色
・混ぜるほど明るくなる混色
・RGB
減法混色
・混ぜるほど暗くなっていく混色
・CMYK
顕色系ピックアップ
マンセル表色系
Munsell Color System
・アメリアの画家・美術教師アルバート・マンセルが考案
・色票
・1943年
・定義された20の色相の相対的な色度と輝度の色が含まれている
PCCS
Practical Color Co-ordinate System
・日本色研配色体系
・日本色彩研究所が発表
・JIS標準色票
・1964年
NCS
Natural Color System
・1979年、色票集「カラーアトラス」を発行
・スウェーデンの工業規格(SIS)に採用されている
CCIC
The Chamber of Commerce & Industry Color Coordination Chart
・日本色彩学会
・日本の商工会議所が2000年に発表したカラーチャート
混色系内における分類
混色系ピックアップ
CMYK
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラックの4色で表現
・印刷などで使用される
Cyan Magenta Yellow Key Plate
・1906年、イーグル印刷インキ会社が初めて「4色のウェットプロセスインキ」を組み込む
・彼らは、これらの4つの色を組み合わせることで、無限の数の色を生成できることを発見
減法混色のモデル
・Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)、Black(ブラック)の4色を減法混合することで新たな色を生み出す
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(K)のインクを使用した混色系
・シアン、マゼンタ、イエローの混合だけでは本当の黒を作成できないので、これを補うために黒を加えたもの
・黒はこれらのエリアの上に刷り重ねられ、画像のコントラストをより鮮明する
色の範囲
・0-100%の間
オストワルト表色系
Ostwald, W. Color System
・ドイツのノーベル賞化学者ヴィルヘルム・オストヴァルトが考案
・1917年
DIN
Deutsche Industrie Normen
・ドイツ工業規格
・1955年
RGB表色系
(R)レッド、(G)グリーン、(G)ブルーの三原色の強さによって色を表す
・ウェブ制作でよく使用される
Red Green Blue Color System
・RGBカラーモデルの理論 / Young–Helmholtz theory of trichromatic color vision … 1860年頃
・CIE … 1931年
Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)からなるカラーモデル
・3色の光を加法混合で混ぜていくことで新しい色を作り出す
・RGBスペースで表現される全てのカラーはこの3色を幾らかずつ混合したもの
・ほとんどのカラーディスプレイはRGBカラースペースを使用している
・100%の赤と100%と緑と100%の青を混ぜると「#ffffff」、つまり白色が生まれる
RGBスペース内の色空間は、HSVとHSLを含んでいる
・これらは、RGBスペースの変換
色の範囲
・0~255
・混色系表色系(等色実験・色の三次元表示・色度図)
HSV色空間
構成
・色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)の組み合わせで色を表現
1978年、アルヴィ・レイ・スミス(Alvy Ray Smith)によって考案された
色の範囲
・H(0-360)
・S(0-100)
・V(0-100)
HSL色空間
構成
・色相 (hue)、彩度 (saturation)、輝度 (luminance) の組み合わせで色を表現
Jobloveとグリーンバーグ(Joblove and Greenberg) … 1978年
CIE色空間
CIEとは?
・(International Commission on Illumination、または Commission Internationale de l'Éclairage) の略称
・国際照明委員会
・光、照明、色、色空間などを規定する国際標準化団体
・本部はオーストリアのウィーンにある
CIE XYZ
・1931年、国際照明委員会(CIE)は、現在でも色空間を表すために広く使用されている「CIE標準表色系」を開発
・この基準は、3 次元空間を定義し、三刺激値 (tristimulus value) と呼ばれる 3 つの値を使用して色を定義
CIE L*a*b*
・1976年に作成された基準
・CIELABとも呼ばれ、CIE色空間の中でもっとも広く使われている
・L a b というパラメータで色を指定
・座標軸は実際には L*、a*、b*
・カラーに対する人間の知覚 -赤・緑・青の3つのカラー受容体- に基づいている
・以下の3つの信号のセットを脳へ送る
:明/暗、赤/緑、黄/青
・Lは物体の明度の値で、 0(黒)から100(白)の範囲
・aは赤(正の"a")または緑(負の"a")の度合い
・bは黄(正の"b")または青(負の"b")の度合い
・aとbの座標が0に近づくと中間色(白、グレー及び黒)となる
・aとbの値が高くなるほど、その色は鮮やかになる
CIE LCh
・LCh
・CIELab表色系を基本として考え出された新しい表色計算方法
・CIELabの色空間とほとんど同じ
・違いはカラーのロケーションの表記に、デカルト座標の代わりに極座標を使っているところ
・Lは物体の明度の値で、0(黒)から100(白)の範囲
・Cは彩度(Chromaあるいはsaturation)で、中心軸からどの位離れているかを示している
・hは色相(hue)で0から360の角度範囲で示される
・0から90の範囲は赤・オレンジ・黄、90から180では黄・黄緑・緑、180から270では緑・シアン(青緑)・青、270から360では青・紫・マゼンタを示し、そして赤へ戻る
#2196F3
#2196F3
一覧表
Hexadecimal | 2196F3 |
---|---|
RGB Decimal | 33, 150, 243 |
HSL | 206.6°, 89.7%, 54.1% |
HSV | 207°, 86%, 95% |
CMYK | 86.4%, 38.3%, 0%, 4.7% |
XYZ | 27.711, 28.607, 88.855 |
xyY | 0.191, 0.197, 28.607 |
CIE-LAB | 60.433, 2.091, -55.116 |
CIE-LCH | 60.433, 55.156, 272.173 |
Hunter-Lab | 53.486, -1.118, -61.0583 |
16進数カラーコード / RGB / 24ビットカラーの255とは?
16進数カラーコード
構成
名前 | 進数 | 取り得る値 | - | - |
---|---|---|---|---|
16進数カラーコード | 6桁の16進数 | #+「01213456789abcdefABCDEF」何れか1文字×6 | - | - |
番号記号(ばんごうきごう)、ナンバーサイン (number sign) は、「井桁」(いげた)や「スクエア」とも呼ばれ、番号を示す数字の前に置かれる記号である
RGB
24ビットカラーの場合
名前 | 進数 | 概念範囲 | 正規化範囲 | 正規化範囲 |
---|---|---|---|---|
R | 10 | 0~255 | 0%~100% | 0~1 |
G | 10 | 0~255 | 0%~100% | 0~1 |
B | 10 | 0~255 | 0%~100% | 0~1 |
rgb(33, 150, 243)
3つの10進数の組で「赤、緑、青」の明るさを表現した形式
・10進数で表したRGBの String 値(CSS Color Module Level 3 規定)
※10進数ではない
・RGB int って何? RGB はintに変換できる? それは何進数?
HSL
24ビットカラーの場合
名前 | 進数 | 概念範囲 | 正規化範囲 | 正規化範囲 |
---|---|---|---|---|
H | 10 | 0°~360° | 0%~100% | 0~1 |
S | 10 | 0~255 | 0%~100% | 0~1 |
L | 10 | 0~255 | 0%~100% | 0~1 |
24ビットカラーの255とは?
RGBでは、各色の比率を 0~100% で表わしますが、単にコンピュータ上で24ビット/3色というデジタル値に割り当てるため、1色あたり 0~255 の256階調(= 2の8乗)にしているに過ぎません。
「0~100」か「0~255」かは、単なる「フルレンジの刻みの違い」
・RGB色の明度と輝度は常に同じ範囲? 24bitなら0~255。他ビットでも両者は常に同じ?「0~100」か「0~255」かは、単なる「フルレンジの刻みの違い」
方法はいくらでもあります。それを、目的に合せて使いわけています。
その一つが、最小0〜最大100%の成分を、コンピュータで表現しやすい nビットの整数に均等に割り振る、というものです。
中でも、 RGBの3色を、コンピュータでとても扱いやすい8bit(0〜255の256段階)に均等に割り振った「24bitカラー」が非常によく使われています
・ビット数とカラーモデルの関係について。48ビットカラーHSVのSV範囲は、0~65,536まで?その一つが、最小0〜最大100%の成分を、コンピュータで表現しやすい nビットの整数に均等に割り振る、というものです。
中でも、 RGBの3色を、コンピュータでとても扱いやすい8bit(0〜255の256段階)に均等に割り振った「24bitカラー」が非常によく使われています
補色と反対色 / 色ソート
補色(ほしょく)とは?
色相環で相互に向かい合っている2色
・「0度と180度」「90度と270度」「150度と330度」など反対側にある色同士が補色となる
色相環とは?
・色相(0度~360度)を表現した円
使用場面
・お互いの色を鮮明にする際など
・色相環
・色相環と12色相環[作成と計算式]
色ソート
RGB、HSV色空間でソートすると数値上は近い数字に並び替えは可能です。しかし、人間の目でみて納得する綺麗なグラデーションにはならない
・カラーパレットのソート・12色相環グラデーション
・グラデーション配色の計算方法
色鉛筆の色の順番
・色々ある
色変換
・画像のモノクロ化は輝度で変換しないとヒドイことになる